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機器機能 |
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コンピュータで作成したプレゼンテーションシートを50型プラズマディスプレイに直接表示できる。そして、その上を指先や専用電子ペンでなぞるだけで追記データを速やかに表示できるので、ポイントを目立たせながら説得力のある効果的なプレゼンテーションが可能。また、ADSL以上の通信速度のある電話回線で互いに接続すれば、さまざまなコンピュータデータを共有することができ、遠隔地同士の学習活動をよりスムースに進めることができる。
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教育機関の概要 |
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新潟県立生涯学習推進センター 職員数 15名。新潟県生涯学習情報提供システム(ラ・ラ・ネット)を運用、ラ・ラ・ネットサーバの下、40台の研修会用コンピュータが接続。
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活用目的 |
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プレゼンテーション能力を養う。
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活用概要・対象者 |
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エル・ネット(教育情報衛星通信ネットワーク)による社会教育主事講習(B)。受講者17名を対象。受講者の内訳は行政関係職員9名、一般からの受講者8名。社会教育演習の科目における指導者は、生涯学習推進センター職員5名。
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利用可能な活動と利用上の留意点 |
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画面が明るく、明るい部屋でも十分使用可能である。 |
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画面サイズが50型(1098.2mm×620.5mm)ということから、大きい部屋で多人数で見ることには向かない。 |
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プレゼンテーション資料の上に書き込みができるという特性を理解した上で、使う側は資料作成する必要がある。
・1ページで収まればよいが、画面をスクロールしていかなければならないもの(ワープロで作成した資料等)は見づらい。
・文章だけでなく、図や写真などを入れた資料がわかりやすい。
・1ページあたりの文字の分量、大きさに配慮する。 |
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当センターは、新潟市中心地から離れた市街地にあり、通信回線が整備されていない現状にある。そのため、本システムは、本来、遠隔教育に対応するものであるが、今回は遠隔教育システムとして、利用できなかった。ADSL以上の通信速度を持った回線があれば、他の地域と結んで、このプラズマに表示された内容を共有し、会議等で有効に活用できると思う。
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報告者 |
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新潟県立生涯学習推進センター社会教育主事 伊丹 和哉
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資料提供 |
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パイオニア株式会社 http://wwwbsc.pioneer.co.jp/
機器型名 EPD−C50A |